パルシステムのこんせん72牛乳
パルシステムで販売されている「こんせん72牛乳」の紹介です!この商品はパルシステムの商品の中でもかなりお気に入りの商品で『私が選ぶパルシステムのおすすめ商品ランキング』で第6位にランクインさせて頂きました!
この商品は今から30年も前に開発された商品で、今ではパルシステムの代名詞的商品となり、利用者からは今もなお、絶大な支持を受けている人気の牛乳です。
パルシステムの牛乳を飲んだ方に味の違いを聞くと、市販で販売されている一般的な牛乳とは明らかに味の違いがあるという意見が多く、サラッとしていて飲みやすいのに牛乳の甘さを感じる深い味わいを感じることができると言います。
私は最初は牛乳の味なんてそこまで変わらないだろう、目隠しして市販の牛乳とパルシステムの牛乳を飲んでもきっとどちらかわからないなんて思っていたのですが、これ飲めばわかります!味がけっこう違います!
実際に「こんせん72牛乳」を購入して飲んでみた体験談はこちら
牛乳は濃厚な方がいいという方や、サッパリしていた方がいいという方まで好みがあると思うので全員がパルシステムの牛乳がおいしいと言うかといえばそれはわかりませんが、市販の牛乳よりおいしいと言う方が多いのは納得できます。
そんなパルシステムのこんせん72牛乳ですが、なぜ市販の牛乳とそこまで味に差があるのか?そこにはパルシシステムのこだわりがありました!
こんせん72牛乳のこだわり
パルシステムのこんせん72牛乳の名前の由来やこだわりを調べてみました!なぜ市販の牛乳と比べるとここまで味に差が出るのか?こんせん72牛乳のおいしさの秘密がわかりました!
そもそも「こんせん72」ってどんな意味?
パルシステムのこんせん72牛乳って名前は最初見ると不思議な名前に感じます。特に72って何だ?72年?って感じでどんな意味があるのだろう?と思う方もいるかもしれません。
こんせん72牛乳とは「北海道のこんせん=根釧地区で作られた牛乳で、72℃で殺菌しました」ということからこの名前がついています。
北海道の根釧地区は 北海道東部の根室地方と釧路地方にまたがる酪農地帯のことです。この酪農地帯は 夏も平均気温20℃、冬にはマイナス40℃になる日もあるという冷涼な気候が特徴です。
このような気候なので、米や野菜などは育てるのに適していない地域で唯一牧草だけがしっかり育つそうです。さらに冷涼な気候は病害虫の発生が少ないため、飼料となる牧草への農薬散布を抑えられるので、良質な牧草を牛に与えることができます。
72℃で殺菌する方法は珍しい方法で、市販品ではあまりない牛乳です。では牛乳の殺菌方法について見ていきましょう!
牛乳の殺菌方法
牛乳の殺菌方法には一般的に3つの種類があり、120℃〜150℃で1秒〜3秒殺菌するUHT殺菌(超高温殺菌)、72℃〜75℃で15秒殺菌するHTST殺菌(高温短時間殺菌)、65℃で30分殺菌する(低温長時間殺菌)という殺菌方法です。
牛乳/殺菌方法 | 殺菌方法 | 味の特徴 |
---|---|---|
市販の90%以上の牛乳 | UHT殺菌 超高温短時間殺菌 120℃〜150℃ 1秒〜3秒 | 生乳本来の味が損なわれる。 |
こんせん72牛乳 | HTST殺菌 高温短時間殺菌 72℃〜75℃ 15秒 | 生乳本来の味がする。 |
低温殺菌牛乳 | LTLT殺菌 低温長時間殺菌 65℃ 30分 | 生乳本来の味がする。 |
このように生乳本来の味がするのはパルシステムのこんせん72牛乳で採用されているHTST殺菌とLTLT殺菌という方法になります。
UHT殺菌は市販品の90%以上に採用されている方法で、超高温で殺菌するため時間がかからないことで大量生産やコスト削減というメリットがある反面、生乳の味が損なわれます。(牛乳の味がよくわかる人は焦げが回ったような臭いがすると表現する人もいます)
HTST殺菌を採用しているパルシステムの牛乳は低温殺菌牛乳より生産性が高く、生乳の味も壊さないため、1番いい方法をとっている牛乳ですが、根釧地方の酪農で細菌の少ない健康な牛から搾乳する乳だからこそできる方法とも言えます。
ただし、この殺菌方法にはデメリットも生じます。それは『賞味期限が極端に減ってしまう』ということです。一般的なUHT殺菌の牛乳は賞味期限が10日前後に対して、こんせん72牛乳はたったの4日しかありません。
超高温ではない殺菌方法なのでどうしても賞味期限が短くなってしまうのがデメリットといえます。さらにUHT殺菌と比べると生産性が低いためその分コストもかかり市販品と比べると若干価格も高いという特徴があります。
飼料へのこだわり
パルシステムのこんせん72牛乳は先ほどお伝えした通り、北海道の根釧地域で育てている牛から搾乳をおこなっています。この地域は冷涼な気候なので牧草に使う農薬を抑えることができるので良質な牧草を与えることができます。
牛を育てるためにはトウモロコシや大豆かすなども必要ですが、本来生理的にあっているのは牧草などの『粗飼料』だと言います。
根釧地区では、粗飼料の大半を自前の牧草を発酵させたサイレージでまかなっています。発酵飼料であるサイレージは、牛にとってビタミンやミネラルの供給源となり、内臓機能を活性化させてくれます。
このように、トウモロコシや大豆かすと一緒に牧草を発酵させた発酵飼料のサイレージを与えることで、ストレスを感じずにおいしい乳を搾乳できます。
まとめ
パルシステムの「こんせん72牛乳」の紹介でした!育てている地域は北海道の根釧地区(根室と釧路の境)で、72℃で15秒間殺菌をするHTST殺菌をしているから「こんせん72牛乳」って名前です!
パルシステムの牛乳は市販品と比べても味の違いがわかるおいしい牛乳です!生乳本来の搾り立ての牛乳はサラッとして飲みやすく、それでいて深みのある甘さを味わうことができます!
賞味期限が短い(4日)ということや一般的なUHT殺菌の牛乳と比べると多少価格は高く感じるかもしれませんが、安心・安全の本物の生乳の風味を味わうことができるのはパルシステムのこんせん72牛乳です!皆さんもぜひ試してみてください!
生協の宅配パルシステムの公式ページには「パルシステムの宅配の概要」「注文からお届けまでの流れ」「おすすめ商品の紹介」「パルシステムの食の安全への取り組み」「利用者の声」などさまざまな情報アップされています。
また、資料請求でもらえるプレゼントの最新情報やパルシステムの商品の味や鮮度、使い勝手がわかるお得なお試しセットの最新情報もあります!合わせてご覧になってください!
パルシステム公式ページはこちら
お試しセットの詳細はこちら